「UPQ Q-camera ACX1」と「SJCAM SJ5000」は何が違う?
最近、SJ4000というアクションカメラを購入しおもちゃを買ってもらった子供のようにはしゃいでいる訳でありますが。
そんな中、SJ4000およびSJCAMの商品を調べていくうちに興味深い発見がありました。
そもそもアクションカメラと言えばGoProが最も有名ですが、そのGoProをそっくりそのままパクった(?)と言っても過言ではない商品が『SJ4000』シリーズです。
なんとそのお値段1万円以下と、本家GoProに比べ価格が1/4~1/6という超低価格ぶりでちょっとしたブームになっています。
最近ではハード、ソフトともにグレードアップした『SJ5000』が登場しています。
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そしてある時、何気なくwebニュースを見ているとこんな記事が。
UPQ、約1万7千円のフルHD防水アクションカメラ「Q-camera ACX1」
UPQと言えば、秋葉発のものづくりベンチャー企業として話題。
約15000円で最新のAndroid5.1搭載スマートフォンを販売する、その企画から製造までわずか2ヶ月、というかなりイケイケな会社です。
このUPQ(アップ・キュー)がアクションカメラを発売したとのこと。
その名もQ-camera ACX1。
さっそく写真を見てみると何やらデジャブのような感覚が。
これって、SJ5000じゃない?
そもそもこのSJシリーズはOEM販売が多く、さまざまなブランド名で発売されています。
私の予想にすぎませんが、おそらくUPQも中国の深セン辺りにあるSJシリーズの工場に「ガワをデザインするからUPQブランドで作ってくれ」なんてことになったのではないかな、と。
と言う訳で、UPQのQ-camera ACX1はSJ5000と何が違うの?同じなの?
という私の疑問を、現在公表されている情報を元に検証していきます。
UPQ Q-camera ACX1とSJCAM SJ5000を比べる
外観を比較
UPQのQ-camera
まずはUPQのQ-camera。
画像はこちら。
GoProに非常に似せています。
側面はこちら。
USB端子とHDMI端子。そしてmicroSDスロット。
SJCAM SJ5000
つづいてSJCAM SJ5000の外観を見ていきます。
正面および側面の端子。
Q-cameraとそっくり、というかパネルのデザインを変えたくらい。
パネルの色は全7色あります。
端子、カードスロット、ベゼルも同じ。
インジケーターも同じですね。
スペックを比較
UPQのQ-camera
続いてスペックを見てみましょう。
こちらもUPQのウェブサイトより。
SJCAM SJ5000
つづいてSJCAM SJ5000のスペック。
ハードウェア面ではQ-cameraと同一ですね。
しかし何点か相違点も。
価格を比較
UPQのQ-camera
[メーカー希望小売価格]15,500円(税抜)とのこと。税込で16,740円となります。
購入はDMM.makeから。
と言う訳でDMM.makeの商品ページに向かうと何やら値段がおかしなことに。
17,172円になっています。
プレミアでも付いたんでしょうか。
謎ですが、Q-cameraは17,172円で手に入ることになります。
SJCAM SJ5000
SJ5000はwifiモデルなどいくつかバリエーションがありますが、Q-cameraに最も近い、ノーマルタイプのSJCAM SJ5000 Novatek 96655で比較します。
SJCAMのサイトから商品をカートにいれて決済直前まで画面を進めます。
1ドル122円とすると、109.99ドル≒13,419円となります。
関税がかかる場合がありますのでSJCAM SJ5000でしたら14,000円ほどで手に入るということになります。
またAmazonからはwifi付きの上位モデルが同等の値段で購入できます。
※Amazonでは偽物の販売もあるようです。購入の際はレビューを良くお読みになり、信用できるショップからご購入ください。
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結局、UPQ Q-camera ACX1とSJCAM SJ5000の違いは?
ここまで「外観」「スペック」「価格」を比べて来ました。
その結果をまとめると以下のようになります。
外観
人によって感じ方に違いはあるが、Q-cameraの方が鮮やかなエメラルドブルーで、デザインも分かりやすくオシャレ。
SJ5000は無骨なデザインだが色の種類が多い。
どちらを選ぶかは好みの問題でしょう。
スペック
ハード面での違いは無く、アクションカメラの機能としてはQ-camera ACX1もSJCAM SJ5000も同じ。
しかし、Q-cameraは保証が1年間の上に日本のメーカー(UPQ)が販売しているため、もしもの時の対応はSJ5000より早くて確実。
UPQにはサポート窓口があるのでこれは大きなアドバンテージでしょう。
そして一番の大きな違いがQ-cameraは『日本語に対応している』という点。
残念ながらSJシリーズのうちSJ4000は日本語に対応していたがSJ5000では日本語が無くなっています。
スペックや保証対応という点ではQ-cameraに軍配が上がりますね。
価格
価格についてはQ-cameraが17,172円に対しSJ5000だと14,000円ほど。
やはり価格についてはUPQを通すと多少高くなります。
価格ではSJ5000が優位な結果に。
まとめ
以上より、『UPQ Q-camera ACX1』も『SJCAM SJ5000』も、デザインは好みの問題、ハードウェアはどちらも変わらず。
しかし、『UPQ Q-camera ACX1』は日本語対応の上、日本語でのサポート窓口有り、と言う付加価値付き。
そのため『SJCAM SJ5000』よりも3,000円ほど高くなっています。
3,000円で日本語サポートが受けられる、と考えると『UPQ Q-camera ACX1』はかなりいい製品ではないでしょうか。
当初私は「Q-cameraはSJ5000のデザインだけ変えて、ジャパンプレミア価格で値段をつり上げ、情弱を食い物にするつもりの商品じゃないのか?」なんて思い込んでいましたが、そんな先入観は完全に払拭されました。
元々安いアクションカメラなんだからサポートなんかいらないぜ!メニュー表示も英語くらい何とかなるぜ!安けりゃいいのさ!って方は『SJCAM SJ5000』を。
日本語メニューがいい!もしもの時に問い合わせ先が明確な方がいい!そのためなら3000円くらい高くない!って方は『UPQ Q-camera ACX1』を買えばいいのではないでしょうか。
私だったら、1万円以下で日本語表示ありの1世代前のSJCAM SJ4000を勧めますけどね。
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南方 PC
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Comment
Q-camera ACX1を購入し追加バッテリーの純正バッテリーを2個購入しましたがバッテリーを分解して中を開けて確認するとなんとメーカーは900mAhとして販売してますが実際は700mAhです。
下記ヤフーボックスに証拠写真をあげてます
https://box.yahoo.co.jp/m/file/list?sid=box-l-u7nk7w6zysjkqcs7sssyj4qa74-1001&uniqid=14d33a0d-85c6-40c7-a0cf-00882e19b779
竹内様、貴重なご意見ありがとうございます。
ですが残念ながら添付のurlが私の環境では開くことが出来ず確認できませんでした。