【レビュー】Xperia M4 Aquaを買ってみた【廉価版エクスぺリア】
公開日:
:
最終更新日:2016/03/16
スマホ simフリー, Xperia M4 Aqua, 買ったもの
ちょっとした興味から、日本未発売のxperiaである『Xperia M4 Aqua』を買ってみました。
型番はE2363ということでロースペックのエントリーモデルです。
買ったのはexpansysから。
expansys以外では、Amazonからも購入できます。
(SIMフリー) Sony ソニー Xperia M4 Aqua Dual E2363 (Dual デュアル SIM) (並行輸入品) (ホワイト)
Xperia M4 Aquaのスペック
スペックはexpansysさんから参照。
OS: Android 5.0 Lollipop または以降
プロセッサ: クワッドコア1.5 GHz + クワッドコア1.0 GHz /64ビット QualcommR Snapdragon 615 / GPU: Adreno 405
メモリ: RAM: 2 GB / スロットタイプ: microSD / 最大スロット容量: 32 GB
ディスプレイ: 5.0″ / HD IPS /解像度: 1280 x 720ピクセル / 294 ppi
カメラ: 13MP / フラッシュ: LED / ビデオ: 1080pフルHD / Exmor RS / 前面: 5MP
ネットワーク: 4G: LTE Band 1/3/5/7/8/28/40 / 3G: 850/900/1900/2100 MHz / GSM: 850/900/1800/1900 MHz
SIMタイプ: nano-SIM (デュアルSIM)
ワイヤレス: Bluetooth: 4.1 / Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n / DLNA、NFC
接続: Jack 3.5 mm / micro USB
防水防塵仕様: IP65/68
バッテリー: 2400 mAh
重さ: 136 g
サイズ: 145.5 x 72.6 x 7.3 mm
価格は税抜きで28,000円(03/09現在)とのこと。
SonyのXperiaは欲しいけど、そんなにお金をかけたくないなぁと言う人には最適です。
注文して4~5日で沖縄まで到着しました。早い!
というわけでさっそくハードウェア、ソフトウェアを見ていきましょう。
Xperia M4 Aqua 外装
こちらが香港から届いた荷物。
さすがexpansys、梱包も丁寧です。
こちらがパッケージ。
内容物一覧。
香港モデル(グローバルモデル)ですので充電器は香港のプラグです。
使用は主に香港・台湾で予定していますので私はこれがあると便利だったりします。
本体。
xperia Zシリーズにそっくり。
SONYマーク。実はスマホになって以来、SONY製品は初めて。
ガラケー時代にはソニーエリクソンを良く使っていたのですが・・・。
ロゴの横のデュアルsimマークはシールなので簡単に剥がせます。
裏面。日本版xperiaだと背面のロゴは『xperia』と書かれています。
しかしこれはグローバルモデルなので「SONY」のロゴ。
もちろんドコモやauのロゴも付いていませんよ。
側面には音量ボタンと電源ボタン。
初めてのxperiaということで電源ボタンの小ささに驚きます。
Z3のようなデッパリの小さいボタン。小さすぎて少し押しにくいです。
こちらはsimスロット。デュアルsimなので2つの差し込み口があります。
日本版xperiaのsimスロットと比べ作りはやや雑な印象。
こちらはmicroSDスロットとmicroUSBポート。
さすが名前に『Aqua』を冠するだけあって、USBポートなんとキャップレス防水。
地味にうれしい。
国内版のZシリーズより優れているのは唯一ここぐらいでしょうか。
廉価版なんで性能面で国内モデル以上を求めてはいけません。
上部はイヤホンジャック。
全体を見渡してみても、ストラップホールがありません。
グローバルモデルは無いんですよね、ストラップホール。
しょうがないからあの技でストラップを付けちゃいます。
あの技→200円でストラップホールの無いスマホにストラップを付ける方法
下部はすっきり。マイクとスピーカーのみ。
xperiaロゴはこんなところにいました。
箱から取り出して触ってみた感触は、「プラスティック感全開(笑)」と言った印象。
国内モデルのエクスペリアは金属・ガラスボディーが多いのに対し、Xperia M4 Aquaの外装は基本的にプラスティック。
かなり近づいて凝視しないと質感の違いなどはガラスと見分けはつきませんので高級感はありますが、傷は付きやすそうな印象。
どうせカバー付けたりするんで外装パネルがプラスチックで傷が付き易かろうがどうでもいいですが。
むしろこれでコストダウンしてくれているならありがたい限りです。
Xperia M4 Aqua 電源ON!
それではお待ちかねの電源ON!
日本のスマホメーカーで、唯一世界を相手に出来るメーカーSONY。
反射してうまく撮れなかったのでわざと暗くしてます。
SONYのロゴの後は青い波模様が流れて言語選択画面へ。
このあたりは国内モデルと同じなのかな??
グローバルモデルですのであらゆる言語がプリセットされています。
今回は「日本語」を選択。
ここからは恒例の基本設定です。
Googleアカウントにサインイン。
Sonyワールド参加。別にしなくてもよい。
Facebookとの連携。別にしなくてもよい。
セットアップ完了!結局Googleアカウントしか入力しませんでした。
お待ちかね!こちらがホーム画面です。
ほかにxperiaを持っていないので、何が違う等は良く分かりません。
初期インストールアプリはたったのこれだけ。
日本国内で発売されるスマホより圧倒的に少ないプリインストールアプリ。
これでいいんです、どうせ海外使用だし必要なのだけ追加していけば。
日本の3大キャリアは使無駄なアプリ入れすぎです。
xperiaで評価が高い「Ultra STAMINAモード」も搭載。
通常のモードで91%だと1日と20時間も持ちます。
「Ultra STAMINAモード」だと9日と7時間!!
なんじゃこりゃ、バケモンか。
この時点で、simも入れてないし、wifiも繋いでないので電源消費がそもそも少ないのでしょう。
通常使用だともっと短くなるかと思われます。
設定画面。
端末情報。
モデル番号E2363と言うことでエントリーモデルだということが分かります。
Android5.0 Lolipopです。アップデートはあるのでしょうか。
続いてカメラを見てみます。
Xperia M4 Aquaのカメラで写真を撮ってみる
お次はカメラテストです。
エントリーモデルと言えどSONY製。
実はxperiaのカメラが欲しくて安いxperia aquaを買ったというのはここだけの話。
Sony製のイメージセンサーって、とても評価高いんです。
とりあえず近くにあったものを適当にパシャリ。
スマホのカメラで一眼のカメラを取ってみました。
かなり拙者で撮影したでござる、イヤイヤ、接写で撮影してみました。
構図も露出もそんなもん知るか!って感じで撮っていますがニコン一眼特有の質感がはっきりと表現されています。
名前に「Aqua」付いてるし、イメージセンサーで有名なSONY製ということで、どんより曇った雨の中で撮影してやりました。
ウマ。
ブタ。
トリ。
撮影してみると、ちょっと驚きましたね。
この日、かなり薄暗い雨模様の中だったんですが、さすがソニー、発色が鮮やかです。
なにも設定せずともベストな写りに最適化してくれてるんでしょう。
せっかくだからとても残念なカメラ機能のZenfoneでも撮影して比べてみたかった・・・。
エントリーモデルのxperiaでも侮れません。
侮れないどころか最高です。カメラはさすがSONYです。
Xperia M4 Aquaのベンチマーク
Xperia M4 Aquaのベンチマークとハードウェア情報を取得してみましたのでご参考にしてください。
Antutuベンチマーク
CPU-Z情報
Xperia M4 Aquaの感想
と言う訳で少し少し触ってみた感想。
スワイプやアプリ起動で引っかかったりすることはありませんでした。
エントリーモデルと言っても、メールチェックやネット閲覧、フリマアプリやLINEゲーム等だって問題ありません。
ドコモのsimやドコモ系MVNOでも使えるらしいので日本でも日常使用では全く問題ないでしょう。
スペック的には3Dゲームなんかはオススメしませんが。
私はスマホでゲームをしませんのでこの程度のスペックで十分です。
ちなみに国内で販売されているZ3などに比べていくつかの機能が削除されているそうです。
その一つが「タップして起動」。
画面をダブルタップするとスリープ状態から復帰する機能です。
これがM4 Aquaでは付いていません。
なので毎回アノ小さな電源ボタンを押さないといけません。
これが一番のマイナスポイントかな~。
海外に持って行って、現地のsimカード入れてスマホで綺麗な写真を撮る。
っていう目的には、バッテリーも長持ちするし、simフリーだし、安いし、ベストな機種ですよ!
南方 PC
関連記事
-
【レビュー】RAVPower 40W 4ポート USB充電器を買ったよ
スマートフォンの周辺機器メーカーとして、Amazonでよく見かける「RAVPower」というメーカー
-
Androidで勝手にインストールされるマルウェアを削除する【MOMO8W】
昨年に購入し、様々な場面で大活躍のPloyer MOMO8W。 8インチの片手で持てる丁度よい
-
【分解】Ascend Mate7 USBポートを修理する!!
さて、またまた友人からスマホの修理依頼が舞い込んできました。 今回の対象機種は「Huawei
-
【alumania】イヤホンジャックにストラップを付けるヤツ紹介
以前の記事でストラップホールの無いスマホに、イヤホンジャックを利用してストラップを付ける方法を紹介し
-
Ployer MOMO8W dual OSをroot化する
ハイコストパフォーマンス中華タブレット『Ployer MOMO8W dual OS』のroot化に成
-
Zenfone2のバッテリーパック交換は難しくない【ZE551ML】
購入して2年以上が経過したZenfone2。 新機種を購入したためメイン使いはしていませんが、
-
Zenfone2「勝手に再起動」&電池持ち改善
メインで使用しているZenfone2ですが、デフォルトのASUS LauncherからNOVA La
-
200円でストラップホールの無いスマホにストラップを付ける方法
さて、今日もスマホのネタを。 以前の記事にてZenfone2を買った話は過去に紹介いたしました
-
zenfone2でmineo音声通話も可能にする裏技#04/22追記
私は現在au系のMVNOであるmineo(マイネオ)デュアルタイプを使っています。 au時代か
-
画面の割れたスマホGalaxy S2(SC-02C)を修理してみた
知人より「スマホの画面が割れてしまった。修理できないか?」という依頼を受けました。 さっそく詳